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オーナーズクラブ

2006年5月 5日 (金)

第5回:元凶はスピーカーか!?スピーカーでした...

後輪駆動の2シーターに拘って... by 岩館耕一

Vol05 ドアスピーカーのカバーを開けてみると、純正装着品と思しき独ブラウプンクト製フルレンジユニットはコーンのエッジが風化して破れ障子状態。ふっと息を吹きかけただけで破れの続きが更にほろほろと崩れます。新品から13年経つとスピーカーもこうなるんですねぇ。

先代の車では15mm厚のシナベニヤ3枚貼り合わせたものをドーナツ型に抜き出し、円錐台に整形して自家製のドア用バッフルを作成したので、大き過ぎなければどんなスピーカーでも納まったのですが。昨今ではそういう熱意が持続しません。取付けのネジ穴間寸法がお揃いの、純正トレード・インタイプのユニットで探す事にしました。現状ユニットの取付け穴間寸法を測ってみると実測でタテ124mmヨコ74mmほど。純正トレードイン式ユニットでこんな旧い欧州車用の規格の物、まだどこかのメーカーで出していてくれると好いのだけれど...。

折りに触れカーオーディオ専門店に立寄ったりネットで検索しているうちに頃合いの製品が見つかりました、JBLのモデル名p6452。JBLは我が家のホームオーディオでも、TV用のコンパクトスピーカー/CD聴く為のスタジオモニターモデル共に導入している、もっぱらひいきにしておる銘柄であります。先代車のユニットも同銘柄ながら同軸の2ウェイだったのに対し、今回のはユニット内で独立した2ウェイ。マウントの穴間寸法もばっちりです。秋葉原まで出向き、取寄せて貰いました。安くて助かりました。

愈々取付けです。ありゃ!? ドア内、スピーカーユニットの埋め込み穴の底に、窓ガラスのスライドレールが横切っていて、ウーファー裏のマグネットが干渉して沈み切らず、ユニットがマウント位置から数mm浮いてしまいました。確認すると純正品は総厚みが抑えられた造りになっています。アルミパイプでカラーを自作し、浮いた状態の位置でネジがきっちり締め込める様、対処。

トレードインタイプとは言え、汎用ユニット。埋め込み穴底に、イレギュラーにガイドレールが走る車種までに対応してくれてはいませんでした。ユニットのベース板と内装材との間に隙間が出来てしまったので、あり合せのゴム管を回してボロ隠しとしました。

968のドアスピーカーのカバーはドアを閉めると、その一部がダッシュボードに隠れる位置関係にあります。JBL p6452、トレードインを前提に設計されている為、カバーが無いと裸のウーファーが剥き出しです。乗り降りの際、爪先で蹴ってしまったら一発でおしまいです。先の事情から純正カバーを着けるとダッシュボード側面に当り、ドアが閉まらなくなるので装着できません。

余らせていたコンパクトスピーカーのパンチメタルネットを用い、厚いベニヤ板を丸くくり貫いた簡易プレス冶具をこしらえて、僅かに立上がりのある円形ウーファーネットを造り、ウーファーの前へ両面テープで貼り付けました。今回は手を掛けるのやめとこうと思っていたのに、結局またもあれこれ手をつけてしまいましたが...奥には納まらない、手前にも逃げられないという悪条件の中にあって、取り敢えず形になってくれて良かったです。

さて試聴です。今回試聴に供した音源はたまたまFMで流れていた、ルーマニアの不思議な音楽。なにぶん最小の部類になるユニットなのでスケール感あるサウンドは期待できませんが、この小ささでもJBLらしさを出しているのが、ああ、一生懸命鳴っているなぁ、と微笑ましさ感じられます。若干びびりが出ているのは貧相な自作アルミカラーの強度不足だと思われます。追い追い、ほどほどを心掛けつつ改善して行くと致し、今回は善しとしましょう。

text by 岩館耕一 | 2006.05.05 | [ 後輪駆動の2シーターに拘って... ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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