2009年6月30日 (火)
2009全日本ラリー選手権第4戦 MSCC東京ラリー
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
6月20~21日 福島県東白川郡棚倉町
スペシャルステージ実施本数:12本
スペシャルステージ実施距離:47.73km
ラリー総距離:2デイ約390km
SS路面:オールグラベル
SS路面状況:ウェット
開幕戦と同じく、実質2日間のスケジュールが組まれた今年のMSCC東京ラリー。
土曜日の午前中にレキが行われ、午後3時にラリーがスタートした。当日の天候は曇りで、路面はドライ。と見えたのは表面だけで、ここしばらくの間に降った雨がしっかりと土にしみ込んでいたようだ。ラリー車のグラベル用タイヤでひと掻きされると、表面の乾いた砂が飛び、林道の路面はみるみるうちにウェットに変わっていった。
サラサラに乾いたグラベル路面では、砂利掻き役となる先頭出走が圧倒的に不利だが、この日の路面コンディションは、ポイントリーダーの勝田範彦が欠場したためにカーナンバー1を与えられた元チャンピオン・奴田原文雄ランサーEvoXのハンデをほとんど帳消しにした。奴田原はSS1を幸先よくベストタイムであがると、続くSS2では2番手に約12秒もの差をつけるスーパーラップで早くも磐石の体勢を築き始めた。
SS2と同じ場所の再走となったSS3では、コース終盤のおよそ1/3ほどが濃い霧にすっぽりと包まれ、各車ともスローダウンを余儀なくされて軒並みタイムを落とした。そんな中で、SS2から約22秒も遅れた奴田原とは対照的に、石田正史ランサーEvoXはロスをわずか2.1秒にとどめ、この時点で奴田原との差を11.3秒とした。
ここでデイ1は終了。上位の顔ぶれを見ると、石田正史から4.6秒落ちで大島治夫、その10.1秒落ちで岩下英一と、毎年この難しいグラベルラリーで衰えぬ力を見せるベテランたちが今年も健在だ。それに続くのは、アジパシへと活躍の舞台を移して今回は5年ぶりの全日本出場となった柳沢宏至。長年乗ってきたインプレッサから今年ランサーにスイッチし、最初の実戦テストとしてこのイベントを選んだ。第2戦から活躍めざましい福永修がそれに続く。
明けてデイ2は雨。こうなると先頭出走の不利は消え、場合によっては後方出走のほうが泥がこねられて余計にスリッパリーになる。この好条件を得て奴田原は2位以下との差をちゃくちゃくと広げた。全SS制覇とまではいかなかったが、キャンセルされた1本を除く
12SSのうち8本でベストタイムを記録し、最初から最後まで一度もトップの座を明け渡すことなく、今シーズン2つ目の勝ち星をものにした。
2、3、4位はそれぞれ石田正史、大嶋治夫、岩下英一と、デイ1終了時点の順位がそのまま保たれた。デイ1で5位につけていた柳沢は、SS11でエンジントラブルのためリタイア。SS2でのタイヤバーストのためデイ1は7位に沈んでいた石田雅之がデイ2で福永を抜いて5位にあがった。
JN3クラスは森博喜セリカが今季初勝利、JN2クラスは田中伸幸ミラージュが前戦に続いてグラベル2連勝を遂げた。JN1.5クラスは、デイ1をトップで折り返した大井こずゑが早着1分ペナルティを受ける不覚を取ったことにも助けられて、新人の塩谷敏史が全日本初勝利を手に入れた。
JN1クラスは成立しなかった。
総合順位
1位 奴田原文雄(ランサーエボリューション/ADVAN-PIAAランサー) 41分52秒5
2位 石田正史(ランサーエボリューション/DL・テイン・マルシェランサー) +22秒4(1位との差)
3位 大嶋治夫(ランサーエボリューション/加勢eレーシングランサー) +51秒6(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2009.06.30 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年6月 8日 (月)
2009全日本ラリー選手権 第3戦 ひむかラリー in 美郷
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
5月29~31日 宮崎県東臼杵郡美郷町
スペシャルステージ本数:10本
スペシャルステージ総距離:97.35km
ラリー総距離:2デイ約330km
SS路面:オールグラベル
SS路面状況:デイ1ドライ、デイ2一部セミウェット後ドライ
梅雨入りが近づき、ラリーウィークの半ばから低気圧が四国沖に停滞してあちこちで雨を降らせていた。しかし幸いにラリー拠点の美郷村はまずまずの天気に恵まれ、土曜日のデイ1はドライコンディションで始まった。
ラリー幕開けのSS1は、ドライ路面における出走順の有利不利を反映しているかのように、4号車石田雅之、3号車奴田原文雄、2号車石田正史という順にタイムが並んだ。ただし1号車勝田範彦の前には8号車の福永修が割って入り、前戦からの好調ぶりを印象づける。福永はSS2でベストタイムを記録したが、僅差でセカンドベストを取った石田雅之がトップを維持した。
SS3、SS4はそれぞれSS1、SS2のリピートとなり、先頭出走の不利は消えるが、勝田はペースが上がらない。若手の吉澤哲也にも抜かれて6位に留まっている。いっぽう奴田原は2周目になると好タイムを並べ、福永を抜いて2番手に浮上してきた。
サービスを挟んでセクション2に入ると、ドライ用タイヤに切り替えた勝田が本来の実力見せ始める。SS5でベストタイムを奪うと3番手にジャンプアップ。奴田原がここを2番手で上がり、ラリーリーダーに立った。勝田はSS6も続けてベストラップを刻み、石田雅之を抜いて2位に上がった。
デイ1最終のSS7はこの日2度目のロングステージ。ここで奴田原は他を圧倒するタイムでリードを磐石にした。勝田はこれに食らいつき、ここまでの合計タイム差を16.7秒にとどめてデイ2に望みをつないだが、サービスパークを目前にしてストップ。メカニカルトラブルによりこの時点でリタイアすることになった。
すでに石田正史もSS7でマシントラブルから戦列を去っており、デイ1終了時点のオーダーはトップが奴田原、2位は28.9秒差で石田雅之、その0.7秒差に福永修。このタイム差からすればすでに奴田原の勝利は濃厚に見える。しかし、今回のラリーは非常に良好な路面状況の割にはマシントラブルによるリタイアが多いうえに、SS7終了後に現地は激しい雨に見舞われ、デイ2はコースコンディションの悪化が予想された。この先どういう展開になるのか、まだまだ予断の許される状況ではない。
明けてデイ2は快晴。路面状況の悪化は杞憂に終わり、冒頭のSS8がいくぶんウェット気味であるのみにとどまった。SS8でも星野博、岩下英一が相次いでマシントラブルからリタイアしたが、奴田原は順調にラリーをこなす。SS8のベストタイムで2位との差を39秒以上に広げた後、残るSS9とSS10も石田雅之に次ぐセカンドベストでゆうゆう逃げ切り、ランサーEvo.Xに今季初勝利をもたらした。
JN-3クラスは「グラベルが好き」という曽根崇仁セリカが優勝。曽根は2007年にこのラリーが始まって以来、同イベント3連勝となった。
JN-2クラスは田中伸幸ミラージュが総合6位に食い込むタイムで優勝し、予定どおりグラベルでポイントを稼いだ。
JN-1.5クラスは大井こずゑコルトと塩谷敏コルトが接戦を展開したが、マシンをいたわって慎重な試合運びを見せていた大井が最終SSで塩谷を一蹴し、今季初勝利をものにした。
JN-1クラスはただ1台だけ完走した山北研二マーチが勝者となった。
総合順位
1位 奴田原文雄(ランサーエボリューション/ADVAN-PIAA ランサー) 1時間28分29秒2
2位 石田雅之(ランサーエボリューション/C-ONE POTENZA LANCER) +32秒5(1位との差)
3位 福永修(ランサーエボリューション/ハセプロCMSC SDF ランサー) +51秒1(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2009.06.08 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年5月11日 (月)
2009全日本ラリー選手権 第2戦 KYOTO南丹ラリー
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
5月9~10日 京都府南丹市
スペシャルステージ本数:15本
スペシャルステージ総距離:71.47km
ラリー総距離:2デイ約280km
SS路面:オールターマック
SS路面状況:ウェットのちドライ
ゴールデンウィーク終盤から天気は下り坂になり、ぐずついた空模様は金曜日まで続いた。雨中のレッキだったこともあるが、今年初めて採用されたMochikoshi林道は道幅が極端に狭く、ガードレールのない崖もあり、そうとうタフなコースであることが容易に想像された。
デイ1は雨こそやんだものの路面コンディションはウェット。リスキーなSS1 Mochikoshiを最速で走り抜けたのは地元・京都府を拠点にする福永修で、ターマックキング勝田範彦を0.2秒差でかわしてラリーのオープニングを制した。それに奴田原文雄が続いたのは順当だが、石田正史をおさえて4位には松岡孝典が名乗りを上げる。いっぽう、ラリーデビューとなった昨年のこのイベントで最後まで3位争いをした元ジムカーナチャンプ古谷哲也は、スピンして方向転換に手間取り、いきなり43秒ものハンデを背負うことになった。
福永はSS2のベストタイムを勝田と分け合ったが、SS3では再び単独でベストタイムを奪い、トップを走り続ける。しかし、4番手に終わったSS5でついにチャンプ勝田に逆転され、ラリーリーダーの座を明け渡した。このときすでにサスペンションにトラブルが生じていたのか、続くSS6のロングステージ中にダメージは致命的となり、残念ながらこのSSを走り終えた時点でリタイアせざるを得なくなった。
一方、やや出遅れていた石田正史がSS5、SS6と連続ベストラップを刻み、勝田に続く2位に浮上してきた。そしてSS7では松岡孝典がベストタイムを記録し奴田原を抜いて3位に。SS9をもってデイ1が終了した時点で1位は勝田、9.9秒差の2位に石田正史、そこから19.8秒開いて松岡、その1.0秒落ちで奴田原というオーダーだ。
5位以下とは20秒以上の差があり、上位はこの4台にほぼ絞られたように思われた。しかしデイ2はいきなりの波乱で明けた。奴田原がマシントラブルでリタイアし、上位3台はほぼ確定的に。古谷は2日目になって調子を上げ、SS12、14、15をベストタイムであがったが、4位杉村哲郎まであと11.2秒を残してラリーは終了。
勝田が開幕戦に続いて連勝し、2位石田正史、3位松岡のまま決着した。JN3クラスも村瀬太シビックが開幕戦に続いて優勝。村瀬はこれで昨年終盤からの連続勝利数を4に伸ばした。
JN2クラスは高橋悟志レビンが昨年開幕戦以来ほぼ1年ぶりの優勝、JN1.5クラスは島田雅道フィットがこのクラスでの初勝利を飾った。JN1クラスは成立しなかった。
総合順位
1位 勝田範彦(インプレッサ/ラック名スバルSTI DLインプレッサ) 50分16秒6
2位 石田正史(ランサーエボリューション/DL テイン マルシェ ランサー) +29秒3(1位との差)
3位 松岡孝典(インプレッサ/NET・DL・KYBインプレッサ) +42秒5(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2009.05.11 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年4月20日 (月)
2009全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州・イン・唐津
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
4月11~12日 佐賀県唐津市
スペシャルステージ本数:8本
スペシャルステージ総距離:59.42km
ラリー総距離:2デイ約300km
SS路面:オールターマック
SS路面状況:ドライ
1週間ほどずっと好天が続き、とくに週の後半は初夏を思わせる陽気となった。そのうえ1日目は12kmのロングステージを2回走るだけという単純な構成。例年、前日に雨が降ったりしてスタート時のタイヤチョイスに頭を悩ませることが多かったが、今年はどのチームもタイヤ選択に迷いはなかっただろう。
SS1は勝田範彦インプレッサGRBが制し、続いて約5秒差で石田正史ランサーEvo10、そして奴田原文雄ランサーEvo10がその3秒落ちとほぼ予想どおりのオーダー。そして4位には、JN3とJN1.5を圧倒的な強さで制して今年10年ぶりに最大排気量クラスに戻って来た榊雅広ランサーEvo9がつける。しかし榊はSS2でターボトラブルにより姿を消してしまった。かつてこの地域が七山村であった頃から「七山エンペラー」という称号を受け、今回は特に注目されていただけに、早々の戦線離脱は非常に残念なことだろう。
勝田はSS2も制し、デイ1をトップで終えた。2位は石田正史だがすでにその差は9.8秒。SS2をセカンドベストであがった横尾芳則ランサーEvo9が奴田原を抜いて3位に。5位には昨年の北村和浩インプレッサGRBを受け継いだ松岡孝典、そのすぐ後ろに同じく20代の吉澤哲也ランサーEvo9が続く。
いっぽう、昨年ランキング総合5位の石田雅之は、Evo10の開発がまだじゅうぶんでないのか9位にとどまり、2年ぶりに最大排気量クラスに復帰した福永修は11位、去年ラリー初体験のKYOTO南丹ラリーで4位入賞した元ジムカーナチャンピオン古谷哲也も14位と、前評判の高かったこれらの選手が意外な位置にいる。
明けてデイ2。勝田は最初のショートステージでは0.5秒差で奴田原にベストタイムを譲ったものの、続くロングステージを制した時点で勝利がほぼ見えてきた。横尾がこのラリー2度目のセカンドベストで石田正史を抜いて2位に上がったが、すでに勝田との差は16.5秒に開いている。
SS5以降、勝田はステディな走りに切り替えたか、石田正史、横尾、奴田原が入れ替わりにベストタイムを記録したが、順位はSS4終了時のまま。勝田が4年連続で唐津の開幕戦を優勝で飾り、2位には12.3秒差で横尾、その4.9秒差で石田正史、さらに3.0秒落ちの4位に奴田原という結果に落ち着いた。注目の若手対決は、SS3でエンジントラブルに見舞われた松岡がSS4を走らずしてリタイアし、吉澤が5位を手中に。6位には、後半になって尻上がりに調子を取り戻した福永が入った。
総合7位に食い込んだJN2クラスの眞貝知志シビックEK9は、これが全日本初勝利。JN3クラスは村瀬太シビックtypeRが制し、昨年終盤からの連勝を3に伸ばした。JN1.5は天野智之ヴィッツが初優勝。JN1はベテランの西山敏が今季1勝目をあげた。
総合順位
1位 勝田範彦(インプレッサ/ラック名スバルSTI DLインプレッサ) 50分00秒2
2位 横尾芳則(ランサーエボリューション/POTENZA KYB WM CT9A) +12秒3(1位との差)
3位 石田正史(ランサーエボリューション/DL テイン マルシェ ランサー) +17秒2(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2009.04.20 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年3月13日 (金)
2009年全日本ラリー選手権第1戦は来月開催
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
◆大会名称 全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州 in 唐津
◆開催日程 4月10日(金)~12日(日)
◆開催場所 佐賀県唐津市
◆概要◆
2009年全日本ラリー選手権シリーズは、佐賀県唐津市を拠点とするツール・ド・九州 in 唐津で開幕する。昨年後半からの社会情勢に配慮し、例年3日間にわたったイベントは実質2日間に圧縮されるが、競技構成自体はほとんど変更なく、唐津市郊外の山間部に約60kmのSSが用意される。参加選手全員が揃って唐津神社で交通安全の祈祷を受け、神社の石段で記念撮影をするセレモニーは今年も行われる予定で、ラリーのスタートも今年は唐津神社となる。唐津ロイヤルホテルでのオーバーナイトパルクフェルメを経て、ラリーは翌日の夕方、松浦河畔国際交流広場にフィニッシュする。
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◇大会拠点:佐賀県唐津市原・松浦河畔国際交流広場
◇SS(※)路面/本数/距離:アスファルト舗装/8本/61.5km
※SSとはスペシャルステージの略称で競技区間をさす
◇参加台数:最大90台
◆スケジュール
4月10日(金)15:00~17:00 参加確認
4月11日(土) 7:30~11:30 レッキ
10:00~ メディアブリーフィング(松浦河畔国際交流広場)
11:00~13:30 公式車両検査(松浦河畔国際交流広場)
15:00~ スタートセレモニー(唐津神社)
15:30~ デイ1スタート(唐津神社)
20:22~ デイ1フィニッシュ/パルクフェルメ・イン(唐津ロイヤルホテル)
4月12日(日) 7:30~ デイ2スタート(唐津ロイヤルホテル)
16:40~ デイ2フィニッシュ(松浦河畔国際交流広場)
19:00頃 結果発表(松浦河畔国際交流広場)
◆問い合わせ先
大会進行の詳細は、下記連絡先に直接お尋ねください。
主催:グラベルモータースポーツクラブ(代表:七田定明)
TEL&FAX:0940-62-1018
MAIL:gravel-msc@vp.tiki.ne.jp
主催者ウェブサイト:http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2009.03.13 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年12月 2日 (火)
2008 全日本ラリー選手権 第10戦 新城ラリー
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
11月21~23日 愛知県新城市
スペシャルステージ本数:13本
スペシャルステージ総距離:79.48km
ラリー総距離:232.52km
SS路面:ターマック
SS路面状況:ウェットのちドライ
2004年の初開催から去年まで毎年雨に見舞われてきた新城ラリーだが、今年は例年より2~3週間遅れての開催となったためか、冬型の気圧配置のもと、2日間とも好天に恵まれた。しかしコース上に広がる砂利や落ち葉は参加者に厳しい試練を与え、全日本選手権出走56台のうち19台がリタイアするというサバイバルラリーとなった。
JN4クラスは、早くも第8戦で2年連続チャンピオンを決め、今年すでに舗装ラリーで3勝をあげているターマックキング・勝田範彦が優勝候補の最右翼。これに、第2戦久万高原ラリーで勝田をくだした奴田原文雄、第3戦KYOTO南丹ラリーの勝者・石田正史がどうからむかが注目された。
予想どおりラリー序盤は勝田、奴田原、石田正史の3つどもえの展開。しかし石田正史はSS4でターボブローのため後退し、勝田を追うのは奴田原だけになった。レグ1の8本のSS約57kmを終えた時点でトップは勝田、その20.4秒差で奴田原、3位には全日本ラリー出場2戦目のジムカーナドライバー古谷哲也がつけたが、奴田原との差はすでに44秒にも開いている。
金曜日の夕方の時雨でレグ1はウェット路面で始まったが、SS1が終わるまでに路面はほぼドライコンディションに。しかしその後は走るたびに砂利がコース上に出され、その砂利に足元をすくわれるクルマが続出した。レグ1ですでに13台がリタイアしていたが、レグ2になっても、リタイア車は前日同様の勢いで増えていく。
勝田は奴田原との差を睨みながら磐石の走りでリードを保っているように見えたが、SS11の右コーナーで浮き砂利に乗りアウト側の土手にヒッ
ト。これで足回りにダメージを受け、一時30秒近くあった奴田原との差が一気に9.0秒まで縮まってしまった。
SS11を終えて応急処置をし、SS12前のTCになんとかたどり着いた勝田は、大急ぎでSS走行の準備をしてスタート位置に着いたが、あろうことかここで指示された時刻より1分早くスタートしてしまった。フィニッシュで「フライング」を宣告された時、いったい何のことなのかわからなかったという。
結局、SSタイム合計では奴田原を12.8秒差にくだしてラリーを終えた勝田だったが、審査委員会の裁定により、SS12スタートでの「違反行為」に対して10分のペナルティを受けたため、今季6勝目は成らず。これで優勝は奴田原の手に落ち、ランサーEvo10による2度目の勝利となった。
いっぽう、SS11まで3位につけていた古谷も、SS12で浮き砂利のためクラッシュしリタイア。こうして石田雅之が2位に、ターボ交換してふたたび上位に迫ってきた石田正史が3位となった。
JN3クラスは、シリーズ後半になってシビックタイプRの熟成が進んだ村瀬太が、前戦に続いて2連勝。これで村瀬はシリーズランキングも2位
に。前戦までトップだった森博喜がチャンピオンに確定した。
JN2クラスは山口清司が総合でも5位に入る激走で今季3勝目をあげ、前戦までのランキング4位から一気にジャンプアップして初めてのシリーズタイトルを獲得した。
JN1.5クラスは大本命の榊雅広が予想にたがわず圧勝。これで榊は完走した6戦をすべて優勝で飾り、初代JN1.5王者に。
JN1クラスは小泉茂が今季初勝利。廣瀬康宏が完走して3位のポイント12点を加算し、初のシリーズチャンピオンを手に入れた。
総合順位
1位 奴田原文雄(ランサーエボリューション/ADVAN-PIAAランサー)1時間9分16秒8
2位 石田雅之 (ランサーエボリューション/C-ONE POTENZA LANCER)+1分08秒2(1位との差)
3位 石田正史 (ランサーエボリューション/DLテイン マルシェ ランサー)+1分16秒7(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2008.12.02 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年10月23日 (木)
2008 全日本ラリー選手権第9戦 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
10月3~5日 岐阜県高山市
スペシャルステージ本数:12本
スペシャルステージ総距離:70.78km
ラリー総距離:294.06km
注:上記のうちSS2本約13kmがキャンセル
SS路面:ターマック
SS路面状況:ドライ
今年で36回目を迎えたこのラリーは、過去に舗装SSの比率が高まったこともあったが、「カーブレークラリー」という異名が示すように、やはり勝負のカギは過酷なグラベル路面をどう攻略するかにかかっていた。それだけに、どちらかといえば新人よりもベテランが強みを発揮するラリーであったといえよう。今回初めて、すべてのSSがターマック路面に置かれたことは、このラリーに幾分の変化をもたらしたようだ。
ここまでのシリーズ展開と出場者の顔ぶれからすれば、SS1から石田正史ランサーと勝田範彦インプレッサの2台がしのぎを削る戦いを繰り広げるというのはほぼ予想どおりだった。ただし、すでにチャンピオンを決めた勝田よりも、1つでも多く勝ち星を稼いでシリーズ2位を確実にしたい石田正史のほうが、勝利への意欲が高かったのか。SS4では勝田と同秒ながら、SS5までは石田が5連続ベストタイムを奪う。
しかし石田はSS4でマフラーを傷めたことから徐々に失速。SS7終了時点で勝田に逆転され2位に落ちた直後、エンジントラブルからリタイアすることになってしまった。また3位につけていた奴田原文雄ランサーも、ミッショントラブルからSS6では総合11位のタイムに沈み、SS7を走らずして戦線離脱した。
すでに横尾芳則ランサーがSS1でクラッシュして姿を消しており、石田も奴田原もいなくなったSS8終了時点で勝田と2位島田雅道ランサーとの差は1分以上。ここからは勝田の一人旅となるが、いっぽうで注目を集め始めたのが新人の高山仁ランサーだった。
昨年のKYOTO南丹ラリー、新城ラリーに続いて全日本ラリー出場はまだ3度目の高山は、スタート順もかなり後方。このため、SS1ではゼッケン17番のアクシデントによるステージ中止のあおりを受け、走らずして16番までの最下位タイムを与えられてトップから約30秒落ちの惨憺たるスタートを切った。しかし、SS2以降は徐々にペースをつかみ、SS5では総合5番手、SS6では3番手タイムをたたき出し、順位をぐんぐん上げてきた。
ラリーが進むにつれてますます調子が出てきた様子の高山は、SS8で2度目の3番手タイムを記録して4位に、SS9で2番手タイムを出して3位まで浮上した。SS10、SS12がキャンセルされたためSS9に続いて最終SSとなったSS11も勝田に次ぐセカンドベストであがったが、ここでラリーは終了。最初の30秒を取り戻すには至らず、2位島田に約15秒差の3位に落ち着くかに見えた。
しかし競技終了後に審査委員会から勝田、島田、そしてJN2クラスの小野寺に対し、林道途中に設定されたシケインに接触したことにより30秒のペナルティが与えられたため、高山が島田を逆転して2位に。今回はJN4クラスの出走者が少なかったとはいえ、3度目の全日本ラリーでの2位獲得は大金星と言えよう。
リタイア車が続出したJN4クラスとは対照的に、JN2クラスは出走した10台がすべて完走、しかもそのうち9台が総合6位から総合14位を占めるという非常にレベルの高い戦いとなった。その激戦を制したのは、シーズン開幕から圧倒的なスピードを見せてきた山口清司レビンで、今季2勝目。チャンピオン争いでは着実にポイントを稼いできた村田康介ブーンが圧倒的に有利だが、完走すれば優勝か2位の山口にもまだ僅
かながらチャンスは残っている。
JN3クラスは村瀬太シビックFD2が今季初勝利。タイトル争いは、前戦までシリーズリーダーの森博喜MRSが3位に入り、シリーズ2位の岡田孝一セリカがリタイアしたため、森の王座獲得が濃厚になってきた。
JN1.5クラスは榊雅広コルトが大庭誠介コルトに約18秒の差をつけて優勝。榊は今シーズン完走した5戦はすべて優勝しており、ポイントは100に達したが、大庭が112ポイントを稼いで依然リードしている。ただし有効7戦という規定があるため、最終戦で榊が勝てば、榊がチャンピオンとなる。
JN1クラスは西山敏シティが今季2勝目。前戦までシリーズリーダーだった廣瀬康宏がリタイアし、シリーズ2位だった明治慎太郎が今回2位に入ったため、このクラスのチャンピオン争いは混沌としてきた。
総合順位
1位 勝田範彦(インプレッサ/Team Luck 勝田)39分56秒6
2位 高山 仁(ランサーエボリューション/京大プロジェクトD)+1分11秒1(1位との差)
3位 島田雅道(ランサーエボリューション/シックスセンス ラリーチーム)+1分26秒0(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2008.10.23 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年9月22日 (月)
2008 全日本ラリー選手権第8戦 FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー '08
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
9月13~15日 佐賀県吉野ヶ里町
スペシャルステージ本数:8本
スペシャルステージ総距離:65.61km
ラリー総距離:235.86km
SS路面:ターマック
SS路面状況:ドライ
全日本としての開催2回目を迎えたこのラリーは、今年も去年と同様にコンパクトな構成を採用し、1レグ8本のSSで勝負を決するスプリントイベント。使用するステージは逆走をカウントしても3箇所のみだが、数年前に新しく開通した林道は道幅が広く路面もスムーズで、全日本戦として遜色ない舞台が用意された。
今シーズンすでに3勝をあげている勝田範彦だが、うち2勝はインプレッサGDBでの勝利。今回は初めて自分で組み上げたインプレッサGRBを持ち込んだ。その感触は良好で、SS1から2番手の石田正史に3.4秒もの差をつけるベストタイムをたたき出して幸先の良いスタートを切る。つづくSS2では石田がベストを奪うもわずか0.2秒を返したのみだ。
開幕戦で勝田とともにインプレッサGRBのデビュー戦1-2フィニッシュの一翼を担った北村和浩は、全日本ダートトライアルに出場するためにこのラリーを欠場。第2戦でランサーエボ10にターマック初勝利をもたらした奴田原文雄はペースが上がらず、SS2までを終えた時点ですでにトップ勝田から約28秒落ち。同じくエボ10の田口幸宏はさらにそこから10秒以上も遅れている。地元の吉谷久俊ランサーが3位につけたものの、すでに石田には12秒近くも離され、4位の横尾はその8秒後方。この時点で早くも、勝田と石田のマッチレースが予想された。
しかし、0.5秒差の薄氷のSS3ベストラップの後、勝田は10kmのSS4で一気に7秒ものアドバンテージを加えてその差を10秒以上に広げた。SS2/3のリピートとなるSS5は得意なコースらしく石田は0.4秒差で勝田に食い下がったが、SS6で無念のターボブローにより1分近くを失った。 この結果、SS6を終えた時点でトップ勝田に続くのは吉谷となり、その差はすでに50.7秒。これで勝田は優勝がほぼ見えてきた。
石田はSS6直後のサービスでターボ交換はしたものの、残るSSが2本では勝田に追いつくのは不可能で、3位まで順位を回復するのがやっと。これで勝田は今季4勝目を手に入れ、石田が3位に終わったため残り2戦の結果を待たずして2年連続チャンピオンをほぼ手中に収めた。
いっぽう、今回、勝田VS石田の戦いに負けず劣らず注目を集めたのがJN-2クラスの韋駄天たちだ。開幕から何度かJN-4クラスを脅かすほどの速さで激しくしのぎを削ってきた山口清司と高橋悟志のレビンに加えて、今回は田中伸幸ミラージュが驚異的なタイムを連発、終わってみれば総合6位で今季初勝利をものにした。
クラス新設以来最多の8台がエントリーしたJN-1.5クラスは、ターマックでは圧倒的に強い榊雅広が順当に勝って4勝目を獲得。ただし参戦数の多い大庭誠介が4位に入ったためポイントは依然として大庭がリードしている。JN-3クラスは曽根崇仁セリカが今季2度目の優勝。JN-1クラスは前年度チャンピオンの西山敏が今季初勝利をあげた。
総合順位
1位 勝田範彦(インプレッサ/ラック名スバル STi DL インプレッサ)53分34秒8
2位 吉谷久俊(ランサーエボリューションVIII/RS★R×DL×LANCER) +59秒8(1位との差)
3位 石田正史(ランサーエボリューションIX/DL テイン マルシェ ランサー) +1分11秒1(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2008.09.22 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年9月 1日 (月)
2008 全日本ラリー選手権第7戦 2008 Rally in Akaigawa
全日本ラリー選手権 by Car@nifty編集部
8月22~24日 北海道赤井川村
スペシャルステージ本数:13本
スペシャルステージ総距離:108.74km
ラリー総距離:305.62km
SS路面:グラベル
SS路面状況:1日目ドライ、2日目セミウェット
10年前からリゾート施設キロロを中心に開催されてきたこのイベントは、昨年の中止を経て今年2年ぶりに復活。名称からキロロが外れたものの、コースレイアウトは従来とほぼ同様で、わずか300kmの総距離の中に100km以上のSSを含む。SSはいずれも道幅が狭くてトリッキー、しかも路面状態は千変万化で、スプリントながらも過酷なラリーといえるだろう。
晴れ続きの週末、ラリーは完全ドライの状態で始まった。とはいえパンパンに乾いた路面に砂利が散らばった部分はたまらなく滑りやすく、堅く締まった高速区間のうねりでは、クルマはどこに飛んでいくかわからないほど跳ね躍る。SS1は乗り慣れたGDBインプレッサで出場のディフェンディングチャンピオン勝田範彦がまずベストタイムを奪った。いっぽう、前戦2位の巧者・石田雅之が早くもミッショントラブルでリタイアし、波乱のラリーを予感させる。
SS2では奴田原文雄が、SS3ではベテランの大嶋治夫が、SS4では石田正史が最速ラップを奪う。セクション1は奴田原が制したとはいえ、そのわずか0.7秒落ちで大嶋がつけ、石田正史がその3.2秒差にいるという接戦だ。他方、前戦の覇者・北村和浩は最初から精彩がなく、この時点でもうすでにトップから1分近くも遅れて8位にいた。
サービスを経てセクション2に入る。SS5、SS6の短いステージではトップグループ各ドライバーともそれぞれ僅差であがり、誰が抜け出すかわからない状況だったが、この日最後のSS7でラリーが動いた。キロロトラバースの18.49kmを、奴田原が2番手の勝田に17.3秒もの差をつけるぶっちぎりベストタイムで駆け抜け一気にスパート、ラリーリーダーの座を決定的にした。大嶋は手痛いバーストを喫して奴田原から4分以上も遅れ、石田正史はブレーキホースが切れたクルマをなんとかフィニッシュまで導いたものの1分近くをロスしてしまった。
こうして1日目を終えた時点で奴田原が首位に立ち2位の勝田とはすでに33.1秒差、さらにそこから22.2秒遅れて田口幸宏が3番手、そして4位には前戦も好調だったベテラン岩下英一がつける。石田正史を抜いて5位に食い込んできたのは、29歳の桑田幸典ランサーエボ7だ。
明けて2日目、天気予報は午後から雨。しかし雲が低く垂れ込めた空から、早くもスタート前に雨がぱらぱらと落ちてきた。これでコースはセミウェットとなり、今日も難しいコンディションだ。
奴田原は2位との差を見ながらペースをコントロールするかのように着実に勝利に向かってラリーをこなしていった。SS10で田口がデフトラブルによりリタイアしたため、最終のSS13・ブルックトレイル9kmをスタートする時には、トップ奴田原と2位勝田との差は38.3秒。さらにその30.2秒差の3位に岩下英一、4位の石田正史はその10.3秒落ちで、上位の順位はこのままでラリーは終わるだろうと思われた。
ところが、奴田原はSS13をスタートしてまもなくコースアウトして道路上から消え、SS13のフィニッシュに最初に飛び込んだ勝田が、思いがけなく今季3勝目を手にすることになった。2位は岩下、3位は石田正史で、セクション3に入って桑田を逆転した北村が4位に。桑田はSS9でバーストしたうえに、「セットアップがドライ用のままというのもあるけど、やっぱり路面がウェットになるとトップの人たちとはまだまだ実力の差がある」と言うように徐々に遅れたが、この内容での5位入賞はなかなかのもの。6位には地元の秋葉貴之が入った。
JN2は最初にリードを奪った平塚を福永修が追う展開となったが、福永がSS7で、平塚がSS9でリタイアし、最終的に関根正人が前戦に続く2連勝を遂げた。JN1.5は大庭誠介が順当に勝ち、榊雅広とのチャンピオン争いに向けて体勢を整えた格好だ。
JN3、JN1クラスは成立しなかった。
総合順位
1位 勝田範彦 (インプレッサ/ラック名スバル STi DL インプレッサ) 1時間29分49秒5
2位 岩下英一 (ランサーエボリューションⅧ/IRS GAM ADVAN ランサー)+36秒0(1位との差)
3位 石田正史 (ランサーエボリューションⅨ/DL テイン マルシェ ランサー) +52秒2(1位との差)
<記事提供:JRCA>
text by Car@nifty編集部 | 2008.09.01 | [ 全日本ラリー選手権 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年8月 8日 (金)
IBARAKI DRIVE RALLY(茨城ドライブラリー)レポート
イベントレポート by Car@nifty編集部
<大会概要>
1.名称 IBARAKI DRIVE RALLY(茨城ドライブラリー)
2.開催期日 2008年8月3日(日)
3.主催 TEAM-50’s
4.協力 JMRC茨城ラリー部会
TEAM-PURPLE
5.開催地域 茨城県筑波山周辺
6.走行距離 約100km(路面状況:ターマック、ドライ)
7.参加費 2000円/1台
8.公式サイト http://motor.geocities.jp/ibaraki_drive_rally/index.html
ラリー本来の意味でもある「スタートし決められたルートを走り再びゴールで集合する」をコンセプトに、普段は買い物に使用しているマイカーで気軽に楽しめるイベントが茨城県筑波山周辺をコースに開催された。
スタート会場のつくば市「高崎自然の森」には、24台の参加車両が集合。バリバリの競技車両もあれば、ファミリーカーもあり、エントラント(参加者)も20代から60代までと幅広く、人もクルマも多彩な顔触れが集まった。
タイムスケジュールは、以下の通り。
6:30~7:30 受付
6:50~7:50 車両検査(灯火類の確認)
8:00~9:30 エントラントミーティング
10:01~ ラリースタート
11:20~ セクション1 終了地点到着
12:15~ セクション2 終了地点到着
14:30~ ラリーフィニッシュ
15:30~ 暫定結果発表
16:00~ 正式結果発表・表彰式
16:45 競技終了
競技は指定されたルートをWRCでも使用される形式で作成されたロードブックによって走行するため、誰でも本格的なラリーの気分を味わうことができる。また、ルート上に設定されたチェックポイントや出題されるクイズ、アトラクションをクリアしながらゴールを目指し、総減点にて順位が決定される。
![]() スタート会場に集まった様々なクルマたち |
![]() エントラントミーティングではみなさん心なしか緊張の面持ち |
![]() 1分間隔でゼッケン順にスタート |
ラリーは3つのセクションで構成され、セクション1ではロードマップのコマ図に慣れるとともに、指定区間内の道路標識を数えるクイズなどをこなしながら、筑波山つつじヶ丘展望台でゴール。ほっと一息つくもののここでもロープウェイの速度を答えるクイズがあり、ゆっくりレストを取っている場合でもない。
セクション2は、筑波スカイラインを下りながらスタートから指定された看板までの距離を答えるクイズがあり、ゴールの茨城中央サーキットでは、チェックポイントでストップウォッチによるタイムトライアルが実施された。
最終のセクション3は、クイズはスターバックスコーヒーの施設に関するクイズがあったが、それ以外にクイズはなく、まったりドライブしながらラリーフィニッシュ。
![]() スタバで一休み |
![]() ゴール会場には、Rally Japanの参加車両も展示 |
![]() パルクフェルメ(車両保管場所)でくつろぐエントラント |
マシントラブルのため1台がリタイヤとなったが、23台が完走。無事にゴール会場の「こもれび六斗の森」にたどり着いた。ラリーは僅差での戦いとなったが、セクション2で出題されたタイムトライアルの減点で大きく勝敗が左右される結果となった。
普通のドライブでは味わうことのできない車遊びの一つとして、また、ドライブラリーとはいえ、ラリー競技を身近に感じることができたのではないか。表彰式では全てのエントラントに賞品が手渡され、口々に「楽しい一日でした。また参加したいです。」とのコメントが聞かれた。
![]() スズキのマー坊を発見。エボXと同じスケールには見えません |
![]() 車高が違いすぎ! |
![]() 筑波山といえばガマの油ですね |
総合順位
1位 チームボンサイファミリーK(ランサーエボリューション) 総減点0
1位 Joe-Coolチーム(デミオ) 総減点0
3位 makuroくまチーム(ウィングロード) 総減点0
今回ドライブラリーに興味をもたれた方は、9月にも同様のイベントが開催されるので、家族や友人同士で参加してはいかがだろうか。
PDccクイジーラリー「オオムラサキの里」第31回大会 ~みどりの山道85Km~
開催日 : 平成20年9月7日(日)
開催地 : 埼玉県比企郡嵐山町周辺
申込期間 : 平成20年7月6日~8月23日
参加費 : 5000円/1台
申込方法 : 主催者のサイトをご参照下さい。
http://www.pdcc.info/
連絡先 : 以下のメールアドレスにご連絡下さい。
info@pdcc.info
text by Car@nifty編集部 | 2008.08.08 | [ イベントレポート ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)























